極悪人にも光は射し込む


 死後の世界は親和性の高い世界である。その結果としてほぼ同じような波長の者、言い方を変えれば霊性の発達レベルに応じた数だけ、類友の法則が適用され同じ者同士でそれぞれの階層を作っている。すると発達の段階だけ階層と境涯の数があるわけであるから、事実上無限にあると言ってよい。

 したがって、当然、地獄界と呼ばれる特定の階層がそこに一つだけあるわけではないと気付く。悪いことをした人間、あるいは神から見放された人間(霊)がそこにとどまって閉じ込められているという形ではないと理解できる。すると地獄界と呼ばれるところは固定したものではなく、常に流動的な世界なのである。

 

 親和力の作用でそこに引き寄せられる者(霊)がいる一方で、同じく親和力が働きより上の階層へ向上していく者もいる。なぜなのか。 

霊界では更正の際に上級霊が手を差し伸べる
霊界では更正の際に上級霊が手を差し伸べる
霊界では更正の際に上級霊が手を差し伸べる

 親和力と悪因悪果の因果律は霊界においては自動的に作用する。これは何らかの中毒患者の更生の際に救いの手を差し伸べて、精神的な支えになってあげることができるように、改心の情が少しでも芽生えた瞬間をねらって上級霊がその精神を増幅するという働きかけをする。それを一つの修行として暗黒の世界へ下りていく高級霊団もいるのである