忘れもしない28歳のとき、それは突然やってきました。私の心臓が早鐘のように打ち続け、不安と絶望のどん底に突き落されたのです。なぜ、絶望感が全身を駆け巡ってしまったのか?それは、瞬時に医者では治らない。そのように悟ってしまったのです。私は知らなかったのですが、母はすでにそうなることをを知っていたのです。...
巨樹の生い繁る杜(もり)でできた神殿
かつては樹齢7,000年(現在は推定4,500年)と言われた屋久島の縄文杉。大地深く根を張って幾千年の風雪に耐えた雄姿は、圧倒的な神聖さに満ちている。...
自ら選んだ世界でいつか救いが来ると祈っている?
 洋の東西を問わず、多くの宗教は現世で善く生きた人は天国や極楽に、悪い生活を送った人は地獄にいくと教えている。しかし、宗教によっては、微妙なグラデーションがある。エジプトやチベットの『死者の書』には死ぬ前に、ある種の文言を唱えれば幸福な来世が約束されるという考え方がある。
(レジナルド・ノウルズ画「天界で遊ぶ子供たち」)
 幼児はその純真無垢さゆえ、みな天界に入る。そこでは数々の教育システムが確立されている。箇条書きに列挙してみよう。
(ドレ画「最高天 火と光の世界」)
 スウェーデンボルグは自然界の太陽に照応(大宇宙:大いなる存在と小宇宙の人間が呼応すること)する霊界の太陽についても記述している。
 霊的現象が非科学的かそうでないかを考えるとき、科学的とはどういうことかをまず明らかにするべきであろう。科学といえば、昔からその中心は物理学であると思われていた。さらにその周辺に、化学、生物学、医学、考古学、歴史学などのさまざまな分野があるが、一体科学の本質とは何なのか。有体にいえば、それは自然についての合理的で客観的な思考そのものであろう。 
「ミクロの世界の物質はすべて粒子の性質を持っていて、しかもその粒子が次第に密度を濃くしていきながら、やがてマクロ⇒物質世界の万物へと転化していく。また、そのミクロの物質が心を持っているのであれば、それらから構成されているマクロの世界の万物もまた、ミクロの世界と同じく心を持っているのは理の当然であろう」 と考えるならば、「ミクロの世界もマクロの世界も、その根源は心の世界である」といえよう。
深い潜在意識下にあるスウェーデンボルグ
 スウェーデンボルグは言う。生まれ変わりを発言する生身の人間の言動には、注意を払うべきである。というのは、霊界には類似した能力を持つ多くの霊がおり、人間の記憶が類似しているものに触れるとそれが起爆剤となって、霊たちの影響下におかれ結果、憑依された状態となる。そして彼らは自分たちがその人間そのものだと考えるからである。
□心の世界はあるのか。あるとすれば、それは科学的に証明できるのか? □人は何処より来りて、何処へ去るのか? □人はなぜ生きているうちは見えるのに、死ねば見えなくなるのか? □心の世界のあの世と物の世界のこの世はつながっているのか? □つながっているとすれば、どちらが実像でどちらが虚像なのか?...
不思議なバイク事故のイメージ画像
 今まで信じていたことに深い疑いをもつようになる体験。そういう体験は誰にでもあるものではないだろう。たとえば、工学部で物理を学んだ者であれば科学的に考える手法を身に付けると思う。つまり、人間と違って自然法則は厳密でエラーも例外もない。そのような信念を抱いていた若者がある日を境にして、180度の思考の転換を迫られる出来事に遭遇するのである。以下、回想録である。 

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